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硬軟演じ分けられるという点では、チェ・ミンスとともに横綱クラスでしょうか。チェ・ミンス
がやや「硬」寄りだとすれば、イ・ソンジェは「軟」寄りでしょうが。 『アタック・ザ・ガスステーション』で見せたカリスマ性を継承するのが『公共の敵』でしょう。 カン・ウソク監督も福岡アジア映画祭でのティーチインで彼のことを絶賛してました。でも、恐い です。 かと思うと、『美術館の隣の動物園』や『フランダースの犬』では、 ちょっと情けない役を好演しています。『エンジェル・スノー』ではあっと驚く長髪で登場し、 苦悩する夫を演じています。 情けない役を演じる時、ハン・ソッキュかと思える瞬間があります。『美術館の隣の動物園』の 便箋を見た人がハン・ソッキュと間違えたこともありましたねぇ(ふん、悪かったわね＜館長)。  『フランダースの犬』チラシより。逃げるイ・ソンジェ。  『エンジェル・スノー』ポストカードより。長髪のイ・ソンジェ。  『公共の敵』ポストカードより。実際にはこういう場面はない。 |
