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イラン映画を御覧になった方は、エンドロールで流れるミミズのはったような文字を覚えてお
られることでしょう。あれがアラビア文字です。 ペルシャ語はアラビア語とは違い、インド・ヨーロッパ語族に属します。人称代名詞の格変化 なんかみるとよくわかります。私はロシア語を少しやってたおかげで、取っ掛かりが非常に楽で した。数や性の変化に苦しまなくていい分、日本人にとっては学びやすい言語だと言えます。た だひとつ、文字の壁を除いては(爆)。 ペルシャ語を勉強していると、なんとかこれをワープロで書いてみたいと思うようになります。 自慢できるぜ！(動機が不純だ…) つ～わけで、ユニコードで書けないか実験してみました。コード表 を見てみると…あれ、各字母が終止形しか載ってないぞ。アラビア文字の字母は語頭と中間と語末 では形が違うんですよね。どうやって書き分ければいいんだ？ えい、書いてみちゃえ！ مالس ををっ、自動的に各位置の字形に補正されてるじゃないか。でも、何か変だぞ。見かけ通りに入 力したら、それが右から左へと表示されてるよ。なんというすぐれもの！ では、もう一度、ペルシャ語を書く順番で入力してみましょう。 سلام ちなみに、例外的に左から右に書かれる数字だけはちゃんとその通りに表示されます。 ١٢٣٤٥ う～みゅ、ユニコード畏るべし！ おまけ：これがリアル(イランの通貨単位)だ！ ﷼ |